わたしは、ご自身の「繊細さ」でお悩みの方のご相談を得意としています。
ご自身の「繊細さ」からしょうじてくる家族関係、職場での人間関係、恋愛でのお悩みのご相談をよくお伺いします。「繊細な方の婚活」については特に力を入れて、応援させていただいております。
繊細な人はどんな問題を抱えやすいの?
- 人の顔色を窺ってしまう。
- 人に会った後、ものすごく疲れてしまう。
- 人が怖いと感じてしまう。
- 人との境界性が薄く、入りこまれてしまう。
- ちょっとしたことで動揺してしまう
- はじめてのことをするとき、緊張し過ぎてしまう。
- ネガティブな思考が止まらない。
- ネガティブな感情をコントロールできない。
- 余計なことを考え過ぎてしまう。
- 自分が嫌い などなど。
「繊細な方」は共感力が高いので、人がどうしてほしいか?ってこと、敏感に察知できるんですよね。そして、心優しい方も多い。だから、小さい頃から、自分より人のこと優先してきた、なんてことも多いんですよね。
「繊細さ」が悪い方に出てしまった時、問題になりやすいかなって思うんです。
家族に問題がある場合は「家族をほっていけない」って思ってしまって 成人しても家を出られない、結婚できない、とか。
自分を大切にしてくれないパートナーなのに、「(彼を理解できない)自分が悪い」なんて思って別れることができないなんてこともよくあるかもしれません。
その繊細な心全部で、相手のこと、わかろうってしてあげちゃうから。人に会った後は、疲れてしまって。ぜんぜん、楽しめなかったってこともあるでしょうね。
そうすると、婚活や恋活のシーンでは、あなたが相手を「わかろう」ってしている態度が「顔色を窺われてる」なんてマイナスにとらえられてしまったり。
緊張ばっかりして、ちっとも楽しそうじゃないあなたを見て、お相手は「俺といてもつまんないんだな」「俺のこと好きじゃないんだな」って思って去っていってしまう、なんて残念なことが起こりがち。
繊細な方は、はじめてのことにチャレンジしようと思っても、怖くって、不安で、緊張して、必要以上にオロオロしてしまう‥。とっても真面目なあなたなのに、ここぞという時に力が発揮できなくて、悔しい思いをしてしまう。
婚活のシーンでは、それこそ、「タイプだ!」て人が来た時に、固まってしまって笑顔ひとつ見せられない‥。それで惨敗しちゃった。なんて悲しくて、惨めな結果もあるのじゃないでしょうか?
どうしたら、その問題がなくなるの?
勇気がない。臆病だ。ダメだ。要領が悪い。出来損ないだ。価値がない。悪い人間だ。わがままだ。意地悪だ。最低だ。etc
これ、私が昔自分に対して、思っていたことです。 ひどいですよね!!自分がホント可哀想になります。
これをお読みの「繊細な」みなさまはご自分のこと、どう思われていますか?昔の私と同じようなこと、思ってはいないでしょうか(笑)?
そう、繊細な私たちは、「自分が大嫌い」な人が多いなぁって思います。
「繊細なこと」で傷ついたり。悲しんだり、苦しんだり、困ったりしたことがたくさんあったからだって思うんですよね。
繊細さを弱点のように感じているんです。
「そんなことで悲しむなんて弱い」「そんなことで怖がるなんて弱い」「そんなことでいじけるなんて弱い」そう思って自分の感情を抑圧してしまう‥。
それは、強烈な自己否定です。そして、自分いじめ。自分抹殺。とっても残酷な行為です。
それをやめて、自分を受けれるってことが繊細なあなたがあなたらしく生きられる鍵なんじゃないかなって思うんです。
それをやめて、自分を受けれるってことが繊細なあなたがあなたらしく生きられる鍵なんじゃないかなって思うんです。
自分をまるごと受け入れてあげる。ダメな自分も、いい自分も。怒り、悲しみ、憎しみ、恐れ、惨めさ、やるせなさ、苦しさ‥。自分のどんなネガティブな感情も。認めてあげる。居場所を作ってあげる。もちろんポジティブな感情も大切にする。自分を尊重し、大切にしてあげられるようになる。
自分にそうしてあげられると、自然と無理なく、人のことも同じように大切にしてあげられるんです。
繊細な方が自分を愛せるようになると、こんなことがおこります!
繊細な方がご自分を受け入れて、愛せるようになった時、自己愛を持てた時、本当に「人に与える」ことができるようになるんです。
犠牲ではなく、相手の機嫌を取るためじゃなく。相手が喜んでくれて、幸せになってくれたら、「私がうれしいから」ってできるようになる。
その繊細さを「人の顔色を窺う」ことじゃなく「もっと人を愛してあげるため」に使えるようになるんです。「相手の愛」や「相手のいいところ」を承認してあげるために使うことができるようになるんです。
自分を大切にする気持ちが育っていると、やりたくない時はやらなくてもいいって自分に許可できます。
人は自分を愛してくれる人がとうぜん好きですから。あなたは家族やパートナー、友人との関係が改善していきやすくなりますよね。
健全な自己愛があれば、失敗も、それほど気にならなくなります。繊細なあなたでも、新しいことに挑戦しやすくなりますから、仕事のスキルアップができたり、評価も得やすくなるかもしれません。
そして、自分を愛してあげることができると、相手も当然自分を愛してくれるものだって投影します。そうすると、繊細なあなたでも、はじめての人に会う時、リラックスして自分らしくいられる。その結果あなたの魅力が輝くようになりますから、自分合ったパートナーを見つけやすくなるんです。これって婚活ですごく有利なことです。
また、繊細な方は音楽や絵画、文章などの芸術的な才能をお持ちの方が多いと感じます。自己愛が育まれてくると、自分を表現するということにも抵抗が少なくなってきますから、芸術的な才能をより伸ばしていく、なんてこともできるのじゃないかって思います。
繊細なあなたは、遠慮深くて我慢強かったりするかもしれませんね。どんなに困っていても、「自分のため」にカウンセリングをうけるなんてこと、なかなかできないかもしれません。
でもあなたが、自分を癒して、自分を受け入れて、大切にして、愛することができると。自動的にあなたの大切な人たちのことも、あなたは、今以上にもっと、幸せにすることができるのです。
ぜひ、ご自分のため、カウンセリングを使ってみてくださいね。お待ちしております。
繊細なわたしの婚活のブログもございます。「繊細でひっこみじあんなわたしの婚活」シリーズです。20代から40代にわたる長きにわたる、涙あり、笑いあり(?)の婚活の経験と、そこで得た気づきについて書いています。40代では婚活中に卵巣癌にもなってしまって‥。その闘病の経験のことも書いてあります。ご参考までにお読みいただけたら幸いです。
繊細でひっこみじあんなあのころのわたしへ〜婚活20代 前編〜
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